停車場遍路のよろず旅メモ

ジャンルを問わず旅の準備や記録を載せていきます

2023春:中津川⇒南木曽-3/妻籠宿と桃介橋

妻籠の宿場町へ入りました。馬籠が急勾配の尾根にあるのに対し、妻籠は谷の斜面の片側にあります。

 

戸や壁を外して街道から中が見える

 

引き続き街並みを進む

 

歩き疲れたので休憩、ご存じ五平餅です一本200円

 

本陣に入ります。馬籠のそれは焼失しましたが、こちらは残ってます。

 

ふれあい館は雛人形祭り的なイベント中でした。本来は中も休憩所です。

 

今回は入りませんでしたが「初恋」の相手にモデルがいたことがわかります。

 

引き続き進みます

 

バス停まで来ました。乗るのは逆方向の南木曽駅行きです。

 

南木曽駅到着

 

特急「しなの」は乗り継ぎがいいのですが、青春18なので時間があります。

 

というわけで、木曽川を渡る木造のつり橋の「桃介橋」へ行きました。

 

逆光なので良きところまで進んで振り返りました

 

下流を見る

 

上流を見る

 

対岸まで来ました

 

重文なんだ

 

下流側にある三留野橋から見る

 

駅へ戻ります。私有地ですが近道を提供してくれてます

 

-了-

2023春:中津川⇒南木曽-2/馬籠峠越の道中

前の記事の展望台にある道標:宿場の基点は本陣だと思ってたが100m手前は県道との交差点で本陣跡(藤村記念館)はそのずっと下である。よくわからないが、妻籠宿まで歩いてみる。

 

もう冬眠から覚めてるよな

 

馬籠峠までずっとのぼりだと思ってたら下ってやんの

 

ところどころで県道を渡ったり、一体化したりする

 

クマを追い払うベル

 

ところどころ休憩所とトイレがある

 

東海道中膝栗毛の作家だが中山道にも足が向いたようだ

 

生活道路を兼ねてるところもある

 

馬籠峠到着

 

普通に山道である

 

 

一石栃立場茶屋

 

室内は欧米人でいっぱいだった

 

いろんな国から来てるな

 

あくまで個人宅である

 

囲炉裏が煙かった

 

さらに下る

 

神居木と呼ばれる椹の大樹

 

こちらは別物だが謂れが面白い

 

中山道のメインルートは奥へ上がるが通行止めである。

 

迂回路の標識もしっかりしてる。この2つの滝はメインルートを行くとみられない。

 

民家がぽつぽつと現れるが妻籠宿は遠い

 

石畳って本当に歩きやすいんだろうか、ぬかるむよりはましだけど足首に悪い。

 

説明書きのわりに小さいのですぐ見つからない

 

妻籠の集落を通過:一枚目の宿はうだつが上がりまくりである

 

飯田街道は国道153号なのでずっと南を通ってるはずだ。だが地点的には飯田からくる国道256号と中山道の合流点である。

 

農道になっている

 

妻籠宿まであと800mの地点を過ぎて最初の建物

 

妻籠発電所

 

-つづく-

2023春:中津川⇒南木曽-1:馬籠宿

津川駅から馬籠までは北恵那交通バスで行きます

 

が、バス路線は東に大きく迂回して市街中心を通ります。北東にある中津高校下バス停まで5分歩くと、馬籠まで520円と50円安くなります。ただ、混んでる日は座れないかも。

 

少し時間がったのでJRを跨ぐ橋まで往復しました

 

馬籠到着

 

まずは腹ごしらえ、とろろ飯単品が600円

 

平面図に騙されますが、左が馬籠峠側で、宿場内もとことん上り坂です

 

覚悟して上ります。馬籠宿は2つの沢の間の尾根にできた宿場です。

 

 

水車がわりとある

 

振り返れば恵那山

 

馬籠といえば島崎藤村

 

本陣の宿は地元の名家が選ばれるが馬籠宿は(並びに妻籠宿も)島崎家であった。

 

藤村の生家でもある。記念館になってるので入ってみる

 

「夜明け前」の原稿

 

「初恋」の碑:まだ上げ初めし前髪の…

 

奥の建物の敷地も本陣の範囲だったが、現在では別宅

 

明治28年の大火を焼け残った隠居所

 

ほかに書庫の建物が3つあって、藤村の作品や蔵書が収められていました。公式サイトを貼っておきます。

toson.jp

 

庭園

 

もとは本陣の敷地の大黒屋

 

さらに上る。

 

高札所

 

宿場の北のはずれに展望台がありました。右は恵那山

 

旧山口村の越県合併の碑

 

-つづく-