アメリカを米国と呼ぶように「泰」はタイ王国を、覚王とは釈尊を表します。
日泰寺はタイ王国から分骨された釈尊の御真骨を安置するために建立されました。
このような由来であるため日泰寺には宗派がありません。四天王寺や法隆寺のように、まだ宗派という概念が無い仏教伝来当時に開基されたものとは理由が異なります。
日泰寺の境内は本堂のあるエリアと御真骨を安置した奉安塔があるエリアに分かれています。
地下鉄覚王山駅からの参道は少し今風のお店が並ぶようになりました。そこを通ってまずは本堂にお参りしました。
本堂を背にして五重塔の手前の道を降りると外へ出ます。さらに下って突当りの信号を左へ、次の交差点の向かいの角が舎利殿と奉安塔のあるエリアです。
タイ国王らが参拝された記念塔
通天文から先へは進めないので奉安塔全体は見えませんでした。